2016年11月20日

幼猫の交番持ち込み

この春、2ケ所の現場で聞き捨てならぬ話があった。

現場A、アパートに住む中年女性。
隣りの畑で野良猫が仔猫を産んだので
すぐに仔猫を回収し、交番へ持ち込んだと言う。
「交番に持ち込んだら殺処分になるの
 知ってますよね?」
私がそう訊くと
「知ってますよ
 でも、これ以上増えたら困るから」
猫のことを嫌いな人ではない
餌を与えてる人である。

現場B 団地に住む高齢女性
このかたも餌をあげている人。
「仔猫が何匹も産まれてて2匹だけ捕まえることが
 出来たから交番に持ってって処分を頼んだの」
悪びれもない口調。

二者とも、増えたら困るという理由で
産まれた子猫を交番へ持ち込み
殺処分を頼んだと言うのだ。

ほんとに腹立たしい話だ。
なんのために餌をあげてるんだ?と疑問に思う。
産まれた子猫を間引き感覚で行政で処分するのなら
今、ちまたで声を大にして言われている
殺処分0なんて、遠い現実である。

私は、さっそくセンターに電話をした。
所有者・占有者不明の幼猫の引取りをしていることは
承知のうえだが
殺処分目的で、母猫がいる子猫を交番に持ち込む行為を
センターは、よしとしているのかどうか。

都の回答は・・・
「警察からセンターに幼猫が来る際に
 拾得物扱いになっているので確認のしようがない
 区から管轄警察に話をしたらどうでしょうか?」
保健所にきいてみる。
「猫の引取りに関しては、すべて都が
 やっているので都で管理伝達していただきたい」
との回答。
また都に電話。
すると
「ボランティアが活動する現場単位で
 警察にお願いしたらどうでしょう?」だと・・・。

あきれた・・・
都が、警察に話をしてくれれば一番簡単なのに
ボランティアがやれと・・。
ぐるぐる回され どうしようもないので、
思いきって
塩村あやか都議に相談をさせていただいた。

塩村都議は、真摯に対処くださり
警視庁に話をしてくださった。
長い期間、交渉をしてくださった結果、
警視庁から都へ、意見交換の場が
実現したとのお話をいただいた(別紙参照)

内容を読むと、けっきょく都は
のらりくらりの立場をつらぬいているのが
わかる。
ただ、最後の一文がとても重要。
『本件は全署員に周知をお願いします』
これは、実現出来ただけでも
大きい一歩であると確信。

あとは、草の根で、交番、管轄警察署に
地域猫活動の周知をしつつ
幼猫持ち込みに関し、理解をお願いする。

行政は、そのセクションによって
決まりごとが曖昧になり、
連携が上手にとれないことが多い。

今回、塩村都議には、ご尽力いただき
感謝でいっぱいです。
私も、現場から意識改革するよう努力したいと
思っています。


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ニックネーム TINA at 23:15| Comment(0) | 動物ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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