2017年02月11日

調べてみよう!(殺処分ゼロを考える)

先日、ある行政の職員さんが
世田谷区へ地域猫活動による野良猫対策についての
話を聞きに来られた。
その際、資料として、センターに世田谷区内から
収容された猫の数(平成27年度の実績)を
お渡しした。

以下。
所有者から:成猫4匹 子猫0匹
拾得者から(警察経由):成猫0匹 子猫24匹
(産まれた子猫を交番に持ち込んだり、
遺棄された子猫を持ち込んだりした場合のために
2016年に私なりに策をこうじたのが
この記録で読めます→ここクリック。

東京都、そして日本中で殺処分ゼロの風潮が
高まってきているのは、いいこと。
だけど、収容された動物を100%引き出して
愛護団体が、保護を繰り返しても
上記、収容される動物を減らさないと
必ず限界が来るのは、みんなわかっていると思います。
すでに、保護し過ぎてSOSを発信する行政、
とうとう殺処分を再開した行政があり、
また、過剰な保護動物を 施設を次々増やすことで
カバーしようとする団体、
崩壊してしまった団体すらある。

動物の個体数を増やす業者は、猫ブームなどと
繁殖数を増やし、大々的に商売を拡大。
個体数が、激増してる中、
殺処分ゼロにするために、何をしたらいいのか
ひとりひとりが考えなくてはいけない。

現実は厳しく、収容された動物を
ほぼ100%ボランティアが助け出し、
声高らかに殺処分ゼロ!と宣言してる自治体は、
収容数が増加してしまっているのが事実!

ここを読んでる皆様、
どうかまず、調べてみてください。
自分の住んでる地域における動物の収容数を。
殺された数ではなく、収容された数を。
収容された数が年々減っていますか?
犬や猫の収容数が多いと感じたなら、
自分の地域で何が出来るかを
考えてみてください。

犬や猫を飼ってるのであれば、
不妊去勢手術は済んでますか?
 ※手術の必要性の是非を問う時代ではないです。
  災害が起きて現状がどうなってるか知れば、
  自分の犬猫は、繁殖制限をしておくことです。

住んでいる町に野良猫の問題はないですか?
 ※他人事として日々暮らす中で、施設に持ち込まれる
  子猫がいることを想像してみてください。


19年ほど前、横浜の墓地に三桁の野良猫がおり
私達は、不妊去勢手術の取り組みをはじめ
墓地周辺の住民の皆様にお声がけをした。
ある商店のおじさんが、薄ら笑いを浮かべながら
私達(5人ぐらいいたと思う)に

「いい方法を教えてあげるよ。
 手術なんて、まどろっこしいことしないで
 あんた達みたいな動物好きをあと5人ほど集めて
 10匹ちょっとずつ連れて帰りゃいい。
 それで墓地の猫は、いなくなるよ!」
と言った。

当時の私は、簡潔に説明出来ず、
「ご主人も、そのメンバーに入れます?」と
返したら、
「俺、猫、きらいだもん」と言った。
「ですよね、私達もそれぞれ理由があって
 連れて帰れないから手術するんですよ」と
言うのが、せいぜいだった。
でも、
そのオヤジの言葉は、ある意味、言い得て妙
だったのかもしれない。
今の殺処分ゼロの解決法は、
そのようになってるような気がしてならないから。

個人個人が考えてみて。
調べてみて。
自分のあしもとから良くするために
何をしたらいいか。

211yokohama.jpg
 横浜の墓地 1998年の写真
ニックネーム TINA at 23:39| Comment(0) | 動物ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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