2017年03月10日

TNRプラスα

保健所にある地区の住民より苦情が来て、
餌をやっている家屋に手術をするよう
働きかけをしたところ、

★他にもあげている人がいるのに
 うちだけ叱られるのは納得いかない
★数年前も、この付近で猫が増え
 自分が負担してボランティアに相談し、
 手術してもらったことがある、
 なぜ自分ばかり叱られ負担しなくてはいけないのか?

とかなりご立腹の様子だった。

ここの地区は、数年前、
猫への虐待事件が発生し、大きくニュースにも
なった場所。犯人は捕まっていない。
地域猫活動を展開させていかないと
また悲劇が起きてしまう可能性もある。

きょう、保健所と私とで町内会長さんに
猫対策の活動を説明しに出向いた。

町内会長さんの話。
「野良猫の苦情?
 あまりないよ
 時々、糞尿されて困るなんて話、聞くけど
 そのたびに、『猫への餌やり禁止!』の
 貼り紙してるんだよ
 あれは効果あるね 猫がそのうちいなくなる
 だけどね、右側で苦情があって貼り紙して猫いなくなったら
 今度は、左側で猫が増えて〜の繰り返しって感じかな
 とにかく餌やり禁止を徹底させないとだね」

よくある話。

餌やり禁止の貼り紙で猫がいなくなってるんじゃない。
餌やり禁止の貼り紙を見てあせった住民が手術を
しているのだと思う。
その証拠に、今回の苦情先の住民が
手術をしてもらったと発言してるし、
ボランティアの方々がかよってきて
手術と夜回り(虐待事件の際)などを
行っていたことも知っている。

私は、丁寧に会長さんにその事実を説明した。
すると思い当たることがあるようで
「そうか!
 手術してたような人みかけたことあるわ
 夜にパトロールしてるふうな人もみた!
 それで減ってたんだな」

そして、餌やり禁止にしても
根本的な解決には繋がらず、かえって
住民同士がトラブルになり、憎しみあって生活するように
なることもあると説明した。
ここの町会長さんは、頭の回転がよく
ポジティブなかたの様子で、
すぐ理解をしてくださり、
すぐにでも地域猫活動の呼びかけチラシをやりたいと言い
広報してくれることになった。

「町会として猫の問題は、あえて関わらない
 ことにしていたけど、
 そろそろなんらかの対策はしなくてはと
 思っていたんだよ」と言ってくださった。

今回のことで、
改めてわかったこと。

◆猫へ不妊去勢手術をしていても、地域へ
 活動を告知しないと
 『地域住民が餌やり禁止を徹底したことで
 猫が減る』と解釈されてしまう
◆せっかく猫のためにも、地域住民のためにも
 行われてる活動(TNR)を誰も知らない
◆野良猫対策の方法が、いつまでたっても
 住民に定着することがない

◇地域内へ告知することで監視の目を育て
 動物遺棄や虐待、マナーのない飼育をしている飼い主、
 繁殖制限が済んでいない猫の情報がわかるようになる
◇そして、浮き彫りになった問題に対し
 住民、行政、経験からアドバイス出来るボランティアの
 三者で解決へと話し合いが出来る状態へ変わる。
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TNRだけでは、もったいないです。
ぜひ、簡単でもいいので告知することを
はじめてください。
告知することで猫が捨てられると言うかたが
いますが
ネットで告知しろと言ってるのではなく
手術した場所での告知です。
そこでは、『餌やりするな』とすでに猫がいることが
告知されており、住民は、水面下で対立しています。
手術の告知をし、迷惑を解消するよう動いていくと
住民自身がおのずと
動物遺棄や犯罪を防止する目を持つようになります。
情報交換も進みます。

簡単な貼り紙でよいのです(^^)。
TNR+アルファ、それは、手術の告知です。

参照チラシ ↓
harigami.jpg
ニックネーム TINA at 23:33| Comment(0) | 動物ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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