2017年06月04日

モデル地区団地の猫ゼロに

2002年、
東京都
「飼い主のいない猫」との共生モデルプランで
モデル地区として選ばれた団地。

当初は、野良猫40匹以上いて
住民間で大喧嘩がしょっちゅうという状態だった。
お年寄りの猫好き側と猫迷惑側が、
罵倒しあうような日常。

その地区に住む、Tちゃんから相談を受け
地域猫活動を働きかけた。
お手上げ状態だった当時の自治会長さんは、
渡りに船と活動を団地内で周知してくださり
団地住民をまきこんでの活動を展開。

そしてきょう2017年6月4日、
Tちゃんより
団地の猫が0匹になったと報告が来た。

●猫がいなくなるまで15年もかかるの?
●40匹以上いた猫は、活動によって
死んでしまったの?(泣)

みたいな疑問があるでしょうから(^^)
簡単に経緯を書いておく。↓


活動のとっかかり:
広報し、周知させ、理解を広め、手術徹底するのに
約2年かかった。
その間、保護された猫が11匹、
死亡したりいなくなった数が4〜5匹。

結果、活動4年目に、確認頭数15匹になっており
その後も、団地内で世話をされつつ
誰かの家に住み着いたり
怪我をきっかけに保護されたりで
2010年ごろには、確認頭数4匹程度になった。

ここで、あえて説明をしておく。
  ↓
地域猫対策は、猫をすべて連れて帰って保護、
もしくは
譲渡が出来ないからこそ やる活動!
すべての猫を保護出来るのであれば
対策なんていらないのだ。
しかし、
現実的に、それは不可能で、
住民は日々、喧嘩し、エスカレートしていく。
人の生活を平和にするためにも
最優先でやんなくちゃいけないこと
 ↓
早急に不妊去勢手術して元の場所へ を行うのだ。

活動を周知していく中で、住民に活動参加する人が
増えて行き、
子猫や人馴れしている猫の保護がおのずと
出来るようになる。
いわば、地域猫活動と並行して出来ていくのが
保護する活動なのだ。


年老いた猫を団地住民が最期の看取りをし、
この数年は、最後の地域猫 老猫『でんすけ』
ただ1匹で過ごしていた。、
Tちゃんの話では、
『でんすけ』は、団地住民のアイドルになっていて
お年寄りの癒やしの存在になっていたらしい。

その『でんすけ』が、具合が悪そうだと
団地住民から話が届き、Tちゃんが病院へ連れていったところ、
脇腹に大きな噛み傷があり
ハクビシンなどに噛まれたのではないか?との見解。
もう15才以上にはなっている『でんすけ』
今、入院中だが、今後は
地域住民有志が屋内にいれ老後を過ごさせることに
なっているとの話だった。

15年目の経過報告。
活動の成果が証明された嬉しい話だ。

ここで忘れてはいけないこと!!
人が猫をペットで飼う以上、
野良猫は、いなくなりません。
だからこそ、この地区のように、活動着手したあと
見守りし、防犯し、活動を継続させ、
そして、世代が変わっても活動があたりまえになるよう
定着→習慣にしなくてはいけない。
ゼロ匹になったから、終わりではなく
住み続ける住民が、環境を見守り続け、
野良猫解決策を覚え、続けていくことが大事なのですexclamation×2

参考サイト:東京都福祉保健局
      「飼い主のいない猫」との共生モデルプラン

ニックネーム TINA at 23:13| Comment(0) | 動物ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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