2017年07月31日

世話をするなら

毎日、
『餌をあげていたら、子猫が産まれてしまった!
 引き取ってもらえないでしょうか?』の相談がくる。
このところ、一日2件は来るから
産まれてる子猫の数は、かなりのもの。
出産してしまう可能性をわかっているはずなのに
産まれてから、あわて、あせり、
”愛護団体”が引き取ってくれるだろうと
勝手に期待し、連絡してくる。
ご自分が、保護することが出来ない
理由ばかりを熱心に私に訴える。

今回、相談が来た中年女性。
集合住宅住まいで、子猫が産まれ
どうしたらいいかわからなくて困ってるという。
「親猫を手術するのが必須ですよ」と告げると
費用がないと・・・。
体をこわして仕事も出来ない状態だから
そんなお金はないとおっしゃる。
親猫の手術費は、安値で出来るので
親だけとにかく手術するよう説得。
また妊娠し、次の出産をしてしまうと
もっと大変になるということを説明すると
やっと決心し、捕獲器を借りに来た。

数日後、真夜中(3時前)に着信が残っていて
朝7時に再度、電話があり
「親と子猫、両方捕まえました」と言うので
「子猫、どうするんですか?
 保護出来るんですか?」と訊ねると
子猫3匹のうち、2匹は近所の人にそのまま
渡す予定だと。
人馴れもしてない子猫で
ノミや寄生虫駆除などは、お金がないので
不可能、渡す予定の近所のひとにまかせると言う。

電話で、一時間ちかく
譲渡は、慎重にしなくてはいけないことや
その理由やトラブル事例などを話すと
また、自分が出来ない理由を熱心に説明する女性。
「親猫の費用だけで私には
 じゃり銭しか残らない生活になるんです!」と訴える。
(親猫の費用は5000円ぐらい)

「だったらなぜ野良猫に餌をあげたのですか?
 子猫が3匹増えたら餌代だって大変じゃないですか」と
私が言えば
「だから、私が食べるのを我慢する日々なのです!」
あーいえばこういうで
鼻息あらく
「不憫な立場の動物に思いやりの心で接したことで
責められるのがつらいです」だそうで。

あまりにも、あますぎだ。

とにかく獣医に猫を運んでもらい
子猫3匹も確認した。
生後3ヶ月すぎぐらいで威嚇はするけれど
凶暴性はなく、性質はおだやかに見える。

その夜、こっちで費用は、立て替えて
子猫もこっちで保護するから
近所にチラシを配布して、費用協力してもらえるよう
お願いするように提案した。

そして
野良猫であろうが、世話をするなら
必ず責任はともない、特に産まれて増えてしまうことで
繁殖制限しなくちゃいけないのは
この国で決められた努力義務、
引き取ってもらえればありがたいという行為は
やっかいばらいでしかない
いわば自分が撒いた種という自覚とその責任を
とる覚悟が無さ過ぎと
説教。
すると、電話のむこうで、わんわん泣き出し
号泣状態に。
(泣きたいのはこっちなんですけど)と思いつつ
「何が悲しいのでしょう?
 私がやるって言ってるのに」と言うと
「自分が情けなくて」と、おいおい泣いている。

ちょっときつく言い過ぎたかなと
思った次の日、
女性がうちにやってきて
「近所の人達に声をかけお金すこし
 集めて来ました!」
すっかり笑顔。
やればできるじゃんw

はぁ〜 また子猫増えた。
もう閉店がらがら。

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サビ♀、茶トラ♂、グレー♂
仮名:さとみ、ユウ、ジロ
ニックネーム TINA at 23:39| Comment(0) | 保護猫・犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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